専業主婦から開放されて第二の人生を始めてみた
還暦も過ぎまして
私は60歳という還暦を数年前に卒業している身分であります。今まではほぼ40年間にわたり家事を中心に家庭の専業主婦として子供たちと過ごしてきましたが、この度、専業主婦も卒業させていただきました。
というのも長男坊が嫁をもらい、此の嫁さんは良くできたお人で家族皆んなに優しくしていただき、さらに、家族たちも他人でもあるお嫁さんをことの他に大事にして和気あいあいで暮らしているのです。
特にお料理が大好きなようで、娘の長女と一緒になって料理作りに勤しんでいるのです。
ありがたいことですね。
既にOBになってしまいました
そのために私自身はいつの間にか台所からお払い箱になって、最近では何やらチョッピリ寂しい気もしない訳ではありません。それでも時折は、台所に自ら入ったり、或いはお嫁さんに呼ばれて台所に立っては、口を出したり手を出したり、楽しい時を過ごすときもあります。
特に長年親しんできた台所に立つというのは何だか生気が蘇ってくるような感じがしますし、増して可愛いお嫁さんと楽しい会話をしながらの料理作りは、嫌でも美味しいものが出来上がってしまうものですね。
第二の人生の趣味は?
こんな訳で、最近の私はモッパラ趣味や好きなものにうつつを抜かしているような、何ていうんでしょうか第二の人生を歩み始めたような気もします。その中でも最大の楽しみは、近くの小川の畔を散歩したり、裏山の低山帯を仲間とハイキングをしたりと、いままで味わえなかった外の雰囲気や自然との触れ合いが、本当に楽しくて仕方がありません。
特にハイキングは仲間のクルマや時には電車を乗り継いで、チョット遠出して有名な山のハイキングを楽しむようになったのです。
自然というか、自然とのふれあいというのは本当に味があっていいものですね。
春は生き物の芽吹きの季節
ところで、今年(2022年;令和4年)も、寒かった冬の時節からようやく、ぬくもりのある春を迎えました。 途端に春の暖かさがやって来たと思ったら、あっという間に20度前後にもなってしまい、初夏の陽気になってしまうこともありました。「春季、心を洗う」ではないが、人の身体というのは自然に触れ合っていると其の自然と一体になっていることが実感としても判りますね。
とにかく、科学文明が発達した中で生活していると、つい人間と自然は別物と錯覚してしまうこともあるが、身体はしっかりと覚えているんですね。
そろそろ春の行楽シーズンでもあり心躍らせてくれるが、ゆとりを持つことにより花も美しく眺められるのでしょう。
先日裏やまへ孫と出かけたが、道端には既に若芽も姿も見られ、地面も虫が動き出した様で土が盛り上がっている。
又、ウグイスの初啼きも聞きました。
鳴き声は「ホーッ、 キョケケ、キョケケ」と、面白い啼き方で、従来のホーッ・ホケキョでは無かったですね。
もしかすると、ウグイスは鳴き始めで未だ未熟なのでしょうかね。