ゆい環境問題研究会

LGBTQとは?

皆さんはLGBTQとはご存知でしょうか?
言葉自体は聞いたことがある人も多いとは思います。
意味としては、ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィアの頭文字を持ったものになります。

今はSNSとかでも普通になっていているワードで差別は無くなったのではと思う人もいるかもしれないのですが、未だに差別のようなものは残っています。

その代表的な例が気軽に彼女はいるの?彼氏はいるの?と聞いてしまう人が多いという点です。
ほぼ初対面でも気にせずに聞いている人も多いとは思いますが、LGBTにとってはその質問は愚問だと言えます。
結果的にこのような世の中になっても異性での恋愛が当たり前だと本質的には思っているということになります。
その質問をされるとLGBTの方は必死で恋愛を隠すということになってしまいがちです。

なので私たちが気軽に恋愛を聞きたいのであれば恋人はいるの?でいいと思います。
その気遣いがLGBTQの方を生きやすくしてくれます。



LGBTQ現状は

2021年になり様々変化と混乱が起こりました。
コロナの終息が近づいてきて改めてLGBTQを考えていくこおとがこれからの私たちの人権を再確認することになると考えています。
L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)Q(クエスチョン)の頭文字の集合です。
最近ではQのクエスチョンをつけることも増えてきました。

これはどうしてつくのかと言いますと自分自身の性別がよくわからなくて悩んでいる方がいるといい問題です。
どうしても周りと比べてしまうと自分が男性なのか女性なのかと決めなければいけないのが辛くて苦しんでいる方が年々増えているそうです。

今はSNSで同じような性の悩みを抱えている方も増えているそうです。
アメリカでは同じ性の悩みで不登校の方を集めて勉強会や同じような関係を尊重して仕事を受けてくれるような場所も増えているそうです。

日本ではまだ社会がLGBTQの認知が広まっていないのが現状です。
もっとたくさんの方がこの問題を認知して一人ひとりの人権を尊重できるような社会になるちょいいなと思ってこの記事を書かせていただきました。



LGBTの本質的な差別

LGBTには差別がもうないと思っている人はいるかと思います。しかしながら、そんな世の中でも差別というのは色濃く残っています。
その代表的な例がLGBTをアクセサリーのように扱っているような人が多いという世の中に言えると思います。
LGBTに理解があるということイコール最先端で素晴らしいというような考え方をする人が多くて理解がないと時代遅れという感じの雰囲気があります。
それ自体はすごく嬉しいとは思うのですが、しかしながら、それゆえにLGBTの方々を利用したりマウントを取ったりする人が多いのも事実です。
その場合LGBTを理解しているふりをして一番差別しているのがその人たちだと言えます。

また、過度に丁寧に扱ったり腫れ物のようにされるというのも差別の一環です。
そこに信頼関係があれば、普通に接してくれれば問題ないのです。
だからこそ私たちが普通に理解をすれば良いと思います。

LGBT差別の問題点

皆さんはLGBTを本当に理解されてますでしょうか?理解をしていると思い込んでいる人も多いかと思います。
しかしながら、知らず知らずに差別をしているということがまだまだあります。
その一つが学校や仕事場での恋愛の話で異性愛者前提で話すということです。

また、他にも同性愛者だと言われた時に何気なく「自分を襲わないでよ」という言葉も差別だと言えます。

同性愛だというと誰でもからでも狙っているということを考えている人が多い気がします。
しかしながら、そうでもなくて男女の恋愛でも確実にこの人はタイプではないなというようなものがあるようにそれぞれLGBTでもタイプがあります。
その考え方をしっかりと持って欲しいなと思います。

そんなLGBTの差別なのですが、理解を強制するのは違うのかなと思います。
いろんな考え方をして当たり前なので無理をして理解を押し付けると不満は溜まると思うので適度に理解をすべきだとも思います。
それが課題だと思います。



LGBTQへの偏見

LGBTQという言葉が認知されてきて、カミングアウトする者も少なからずいる。
しかし、LGBTQに対する偏見も未だに少なくない。
例えば、過去の職場でゲイの方と対応する機会が幾度かあったが、40代以上の人は、「ゲイだから(女の)お前が対応して。」「女なら襲われる心配無い。」というような心無い発言をすることがあった。

私はプライベートにおいてもLGBTQに該当する知り合いもいるが、レズだからと言って女全員が性的対象なわけではなければ、ゲイだからと言って男全員が性的対象なわけでは無いということを理解している。
言うなれば、性的にノーマルな人間が、全ての異性を性的対象としていないことと同意である。

にも関わらず、現状、性的マイノリティを告白すると、同性の人間が避けていくという偏見が見受けられる。
ゲイだ、レズだという性的マイノリティを意識する前に、1人の人間として、どんな人間なのかということについて理解していくことが必要であると思う。

反対に、性的マイノリティを持っている人も、自身の性的マイノリティを主張して、その結果偏見を受けたと訴えるのも避けた方が良いと思う。
ノーマルな趣向の人間が、他人の前で性行為の話を避けるのと同様である。
だから、まずは1人の人間として接し、その後の関係性等からカミングアウトをするか否か考えるべきだと考える。