ムーンショット計画とは
皆さんはムーンショット計画と聞いて何を思い浮かべるだろうか? 何か少し難しそうな言葉で聞きなじみがない人もいるだろう。ムーンショット計画とは政府が掲げている2050年までに、複数の人が多数のアバターとロボットを組み合わせ遠隔操作することにより、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築するというものである。
政府が目指すムーンショットの社会は、「空間と時間の制約を超え、企業と労働者を繋ぐ新しいい産業を創出する。」など、様々なうたい文句が書かれている。
これらが政府の言うムーンショット計画である。
日本が掲げるムーンショット目標
ムーンショットとは元々「ロケットを打ち上げて月に行く」という意味であった。つまりムーンショット計画とは、本来の意味は「ロケットで月に行くように困難だが実現すればインパクトのある大きな挑戦目標」である。
内閣府は2020年に総合科学技術・イノベーション会議を開き2050年までの目標を6つ発表した。
その中の一つである「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を目指す」について説明すると、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)を研究推進法人として「誰もが多様な活動に参画できるサイバネティック・アバター基盤」と「サイバネティック・アバター生活」というテーマがある。
サイバネティック・アバター基盤は「遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、多数の複雑なタスクを実行する技術」
サイバネティック・アバター生活は「身体的能力、認知能力、知覚能力をトップレベルまで拡張できる技術」とのことだ。
サイバネティック・アバター生活の具体例
サイバネティック・アバター生活は、望む人限定でだが、身体能力や認知能力、知覚能力をトップレベルに拡張できる。つまり人工筋肉や補助ロボットやAI技術などを使い、寝たきり状態の人が自分の身体で立って歩けるようになることも可能だ。
また認知能力が衰えている方に対して補助AIなどが補助をし、一般的な人と変わらない生活を送れるようにもなる夢のような構想だ。
この二つのテーマが実現すれば、世界中の距離や、身体的な問題、時間的な問題から解放されることになる。
会いたい時に距離を超えて会えたり、ちょっとした空き時間に旅行に行けたり、複数の仕事が一人で出来たり、まさにSF小説の中のような時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれない。
ムーンショット計画の疑問点
先述した通り政府の言うムーンショット計画とは、「時間の制約を超え企業や労働者を繋ぐ新しい産業を創出する。」やほかにも「人の能力や拡張により、若者から高齢者までを含むさまざまな年齢や背景、価値観を持つ人々が多様なライフスタイルを追求できる社会を実現する。」と書かれている。私は、最初それを読んだ時から少し気味が悪いと感じていた。
理由は、内閣府の言うムーンショット計画に「新しい生活様式を普及させる」と書かれているからだ。
今日、新型コロナウイルス騒動が日本だけでなく世界中で起こっている。
このような中で今メディアや政府との間で唱えられているのが「新しい生活様式」だ。
私は、「新しい生活様式」ではなく「一時的な生活様式」にすれば良いのにと思った。
このようなことから、私は、ムーンショット計画には懸念すべき問題点があるように感じる。
私が思うムーンショット計画の怖さ
ムーンショット計画がもし2050年に実行されれば、私はおそらく人間の価値が無くなるのではないかと考えられる問題点が生じる。理由は、「AIロボット共存」など人間界にロボットが介入し人間の仕事をいとも簡単に奪い取ってしまうと思うからだ。
ロボットと人間との共存など、現在の資本主義経済では不可能であると考える。
また、そんなことはしたくないと考える。
今日、メディアをはじめとした放送局が新型コロナウイルス感染症のことを毎日、毎日1年間半も放送している。
そして、新型コロナウイルス感染症の救いの手はワクチンしかないととれるような報道しかしない。
また、これはデマでもない事実だが、ワクチンを打った人の死亡者数があまりにも多いと感じる。
このようなことがずっと続いてしまうと、さらにワクチンでの死者は増え続けると考えられる。
このような状況の中で、大切な人が次々と亡くなってしまいムーンショット計画が作られてしまうと人間自体いらなくなるのではないかと考えるためそれが、ムーンショット計画の私が思う怖い問題点だ。
最後に
さて、ここまで私が思うムーンショット計画の問題点を長々と書かしていただいたが、やはり私個人の意見としてはムーンショット計画には怖いイメージしかない。しつこく先述した通り、人間とロボットの共存は嫌であり不可能ではないかと考える。
今日、世界では今まで見たこともないような状況下にある。
それは、皆さんがご存じの通りだ。
しかし、何が本当に正しいのかを考察し、自分自身はう思うのかどを考え行動する必要がこの国にはあると強く思う。
「政府の言うことは本当に正しいのか」「メディアの言うことは本当に正しいのか」をまずは考えることから始めてほしい。
私は近年政府には不信感しかない。
皆さんにだってどう思うかは自由である。
しかし、私はこのようなことから内閣府の言うことは信用できないため、ムーンショット計画にはこのようなイメージしかない。