ヒステリックな環境保護の訴えよりも着実な実践が重要
環境保護活動で有名な少女の訴え
環境保護を悲壮感を持って訴えるスエーデンの少女が世界的に色々な話題を巻き起こしています。国際会議で、世界の政治家を前にして大人は無責任だ、子供たちの未来のために真剣に環境問題に取り組むべきだと訴え、大きな話題となっています。
この少女は、ある環境団体の広告塔としての役割を果たしており、世界会議への参加にも飛行機を使わず、ヨットで移動すると言う事で話題をさらいました。
しかし、実際にはこの少女がヨットで移動して会場入りするために、大人2人が飛行機で2往復して準備をしていると言う矛盾を抱えた行動を取っているのです。
CO2と異常気象の因果関係
そもそも人間の生活による活動で排出されるCO2が地球温暖化や異常気象との因果関係を否定する説もあります。しかし、因果関係が完全に学術的に説明できなくても、リスクを回避する行動を取る事には意味があると思えます。
しかし、それは先の少女の様にヒステリックに訴える事ではなく、着実に出来る事を実践する事です。
誰もが出来るゴミの分別とリサイクルの促進
誰もが実践できるエコ活動としては、ゴミの分別があります。地方自治体が指定する分別をしっかり行い、地方自治体は市民に分別されて、結果的にはリサイクルに生かせず、結局焼却すると言った事をなくすことがまず必要でしょう。
さらに、物を大切にしてリユースを徹底する事も、エコに適う行動としてすぐに実践できる事でしょう。
電気自動車は本当にエコと言えるのか?
一般的にエコと言われている事にも、懐疑的な見方で、真実に迫る事も大切です。ガソリン車に比較して、ハイブリッド車はエコであると言えます。
しかし、電気自動車とハイブリッド車では、どちらがエコに適うのでしょうか。
確かに、電気自動車はガソリンを使わず、CO2の排出はゼロです。
しかし発電が火力発電を使用しているなら、実際にはCO2を排出している事になります。
ハイブリッド車と電気自動車では、そこから見れば、どれだけCO2排出量が減少すると言えるのでしょうか?
そうした視点で、本質を知り、エコ活動を行うべきと言えるのでしょう。