ゆい環境問題研究会

エコとエゴは表裏一体ではないか


環境問題を訴えたグレタさんの話

「よくもそんなことを!」と怒りを露わにしてスピーチするグレタ・トゥーンベリさんの様子が話題になったのは去年のことだ。
そのスピーチが賛否両論あるのは説明するまでもないことだが、この国連本部での演説で特に「炎上」した問題があることをご存じだろうか。
彼女はCO2削減のために飛行機を使わず、ヨットで国連本部のあるニューヨークに訪れた。
しかしヨットの操縦士やスタッフたちはニューヨークに到着すると飛行機で帰っていった…という話だ。

「環境のため」のはずなのに

CO2をたくさん出す飛行機を使わない、というのは環境活動家として素晴らしいのだろう。
だが、多くのスタッフが飛行機で帰るのであれば、彼女一人飛行機で来た方がCO2は削減されたのではないだろうか。
もしくは環境保護のためインターネットを使って現地と話すこともできたのではないだろうか。
これをシンプルな言葉で表すと「本末転倒」である。

エコバッグは本当にエコなのだろうか

外国の少女の話より個人的に「本当にそれはエコなのか?」と思うものがエコバッグだ。
スーパーなどに買い物に行く際に持参し、そこに買ったものをしまうことでビニール袋の削減をなくす…というアレだ。
近年ビニール袋削減がうたわれ、有料化していくところも増えてきた。
しかし、そもそもエコバッグは本当にエコなのだろうか。
エコバッグを作るまでのCO2排出率は? 購入から捨てるまでに洗うこともあるだろう。
もらってきたビニール袋はごみ出しの際に生ごみを包むのに使う人も多いだろう。

エコバッグ使用の人は、ごみ出し用に小さなビニール袋をわざわざ購入するのだろうか。

本当に環境のためになることとは

タイトルに出した「エゴ」、これは「自分勝手、身勝手」という意味である。
エコとエゴは一文字違いであるが、環境のためと言っている行動が「本当に環境のため」なのか「自分勝手な行動」なのか分からなくなることが多い。
現代社会の利器をむやみやたらに排除するだけでなく、無駄に使うだけでなく、ちょうどいいところを探していかないと誰しもが陥ってしまう罠なのではないだろうか。