ゆい環境問題研究会

エコとは何か?リサイクルとは何か?


エコとリサイクルの現状

エコ、リサイクルを考えた時、今タイムリーな話題としては「マイクロプラスティック」の問題ではないでしょうか?
自然に分解されることのないプラスティックのゴミが生物の体の中に蓄積されてその生物の害を与えたり、それを食べることもある人間の方にも害が出てきているのではないかと言われています。
その問題意識をもとに国を始め対策に乗り出しています。

マイクロプラスチック対策として

その筆頭がレジ袋の有料化です。
2020年から基本的にはすべての小売業社はレジ袋が有料になってしまいます。
今までは企業が独自でレジ袋を有料にしていたり、環境に害のない紙タイプの袋にしていたりということはありました。
そういう企業努力というかたちではなく、法律で縛ってしまうというのはかなり大きな変化なのではないかと思います。

その対策に効果はあるのか

ただ、一部の小売業者からの反発もあり「きちんとリサイクルができていればレジ袋を使っても良いではないか」という意見も聞きます。
私自身はこの意見に対してかなり違和感を覚えます。
エコを考える時に「リサイクル」という言葉は必ずついて回ります。
もちろん資源を無駄にすることなく使いまわせることは良いことだと思います。
ただ、「ゴミを分別してリサイクル」することと、「出るゴミ自体を減らす」ことは分けて考えないといけないと思っています。

エコの本質とは

エコの本質はゴミを減らすことだと思っています。
なので上記したように使われるレジ袋を減らすことに期待が持てるレジ袋の有料化は指示をしています。
リサイクル云々の前にゴミ自体を減らす、それから資源は有効に使うとそもそものレイヤーを分けて考えないと、抜本的に物事は変わっていかないと思います。
その前提に立ってエコやリサイクルを考えるべきだと思います。