ホントに洋楽ロックは死んじゃったのか?
ああ懐かしのストロークス
こないだたまたまテレ朝BSの「ベストヒットUAS」を見ていたら、番組の最後に懐かしのバンド「ストロークス」の新曲が紹介されていた。
( At The Doorという曲)。
それはアニメをつかったビデオでまあまあかっこよかったのだが・・・ふと疑問。
ストロークスってこんなだったっけ?・・・曲調が何となくエレクトロちっくで「らしくない」気がしたのだ。そう感じたもんだから、翌日久しぶりに「ストロークス」の1st「イズ・ディス・イット」(お尻のやつ)を聞きなおしてみた。
今聞くと、シンプルで実にロックしている・・・そう「ロック」!
この言葉に妙にノスタルジー。
つまるところこの手のサウンドを最近全然聞いてなかったという事に気づいたのである。
あれ?
いつからリアルタイムの「ロック」を聞かなくなったんだっけ・・・というわけで、僕の持ってるCDから「ロック」を感じるものを「ストロークス」から順を追って聞いてみた。
ガレージロックがナウかったころ
まずは前述したとおり「ストロークス」「イズ・ディス・イット」2001年。
荒々しいギターとボーカルが中心でいたってシンプル。ガレージロック・リバイバルと言われたらしい。うん・・・確かにガレージで弾いてるみたいな音。「Hard to Explain」が好き。
次は「ザ・リバティーンズ」「リバティーンズ宣言」(ダサい邦題) 2002年。
「ストロークス」に輪をかけて荒々しい。
特にドハーティ。
けどメロディはちょっと切ない。
「The Boy Looked at Johnny」のライラライが好き。
んでちょっとジャンルが違って「ザ・ダークネス」「パーミッション・トゥ・ランド」2003年。
上手いんだか下手なんだかわからないファルセットが強烈。
「クィーン」ぽいから今の方が流行りそう?
フランツ登場・・・ってアレ?
「フランツ・フェルディナンド」の1stとセカンド。
2004年と2005年。
「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ」が売れましたね。
僕も大好きでした。
でも今聞くと少し暑苦しく感じる・・・アレ?
「カサビアン」の1st。
2004年。
「Club Foot」の「woo!」がかっこよかったですね、でもなんかサウンドが・・・ちょっとピコピコしてきた。
「アークティック・モンキーズ」の1st「Whatever People Say I Am,That's What I'm Not」2006年。
結局ここに落ち着きます。
ストロークスやリバティーンズ系譜のシンプルサウンドは確かにロック。
左右にパンしたギターとか好きだったなあ。
・・・さあて次のアルバムは?・・・って「ない」です・・・ええ!
イズ・ディス・イット再びに期待
というわけで僕のロックの歴史はアークティックまでらしいです。
まあ他にいることはいるんですけど「CSS」とか「The XX」とか・・・でも「ロック」とは言い切れないですよね・・・。
このアークティックが最後の大物という意見は世間でもよく聞きます。
うーん僕もミーハーだったってことですかね・・・
しかし昨今はロックじゃないですけど「ビリー・アイリッシュ」とかちょっとすれたアーティストが出てきましたし、ロック復活もそう遠くない?・・・とうっすらと希望を持っています。
うーん、そろそろ心から「イズ・ディス・イット」・・・「これだよ、これ!」と言いたい!
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